木更津市金田地区の住み心地[いいところ編]
私が木更津市金田地区に引っ越してきて、およそ1年が経ちました。
この地域のいいところ悪いところも分かってきましたので、まずはいいところから書いていきたいと思います。
移住を検討する方の参考になればと思います。
[目次]
1.金田地区の位置
まずは金田地区の位置を紹介します。
金田地区は木更津市の北部に位置しており、東京湾アクアラインを使った千葉の玄関口にあたります。
袖ヶ浦のコンビナートと木更津・君津の港湾・製鉄所に挟まれた、自然な海岸線が残っているエリアで、東京湾にして国内最大規模の盤州干潟(ばんずひがた)が残されています。
金田地域は1km×2kmに収まるコンパクトなエリアですが、東京湾アクアラインの連絡道を境に金田東と金田西に分かれています。
これら地域の南境は小櫃川(おびつがわ)までとなっています。
金田東地区は現在分譲中のエリアであり、西地区では道路整備が行われており、これから本格的に分譲が開始されるエリアとなっています。
金田東地区はここ数年で年4%程度の地価上昇がみられ、これから分譲される西地区も同様の上昇を見せるだろうと言われています。
2.都心への良好なアクセス性
この地域の公共交通を使った移動手段は次のものになります。
①JP内房線
金田地区には駅はなく、近隣の駅は袖ヶ浦駅と巌根駅、木更津駅になります。
快速が止まる駅であること、路線バスの本数からに書きますが、袖ヶ浦駅の利用が便利だと感じています。
②路線バス
小湊鉄道バスが運行しています。
路線図はこんな感じです。
リンク(http://www.kominato-bus.com/route/map/kisaradu.pdf)
路線にもよりますが、アウトレットー袖が浦駅間であれば1時間に3本程度の本数があります。
上述の通り金田地域は1km×2kmに収まるエリアであり、この一年間のバスの利用は駅への移動に限られます。
袖ヶ浦駅周辺はバスの乗降が少ないので、ほとんどの場合ノンストップで金田地区と袖ヶ浦駅を行き来することができます。
③高速バス
金田地区で宅地開発が進む理由は高速バスの充実にあるといえるでしょう。
地域のほ真ん中に広大な「木更津金田バスターミナル」が設置されています。
アクアラインを通るほとんどの高速バスの最初の停留所であり、ここから各方面に枝分かれしていくので、必然的に多数の路線が停車します。
このために朝の通勤時間帯には東京駅行きだけで1時間に17本も停車します。
私が使用する木更津金田BT-東京駅の路線の場合は、乗車した後は東京駅までノンストップであり、この区間では40分程度がバス会社により想定されています。
さらに高速バスという特性上、必ず着席となりますので、長距離を立ったままという苦痛はありません。
着席自体も、電車と違って進行方向と着座姿勢が調和的であり、それだけで快適性が全然違います。
この高速バスについてはまた別の記事で紹介したいと思います。
本項の最後にこのターミナルで利用できる路線を列挙します。
・木更津-東京線
・君津-東京線
・鴨川-東京線
・勝浦-東京線
・木更津-品川線
・木更津-渋谷線
・鴨川-渋谷線
・木更津-新宿線
・君津-新宿線
・館山-新宿線
・木更津-羽田空港線
・君津-羽田空港線
・木更津-横浜線
・木更津-川崎線
・木更津-成田空港線
・木更津・三井アウトレットパーク-相模大野・町田線(※木更津金田BTは停車せず)
3.隣に多数の大型商業施設
アクアラインを使って都心から集客が見込める金田地域には複数の商業施設があり、それらはぎりぎり徒歩圏内にまとまっています。
マイカーを使えば他の大型商業施設へもアクセスでき、かなりショッピング面で充実していると言えるでしょう。
次にあげるものが金田地区内の主な商業施設です。
①三井アウトレットパーク木更津
言わずと知れたショッピング施設で、国内最大の店舗数を誇ります。
休日には車で多くの人が訪れるため、駐車場に入るだけでも大変ですが、この地域であれば散歩感覚で訪れることができます。
それどころか、20時まで営業していますので、平日に行けばかなりのんびりと買い物することもできます。
②カインズモール木更津金田
ホームセンターのカインズをはじめ、自動車用品店のオートアールズ、東京靴流通センターが入っています。その他にコメダ珈琲やマクドナルド、くら寿司、吉野家も入っています。
③ベイシア木更津金田店
スーパーマーケットベイシアの他、100円均一のセリアやクリーニング店、美容院、保険代理店などが入っています。
④東京インテリア
⑤西松屋
⑦オートバックス、バイクワールド
⑧コストコ木更津倉庫店
2020年6月10日現在開店準備中です。
2020年6月5日より仮事務所が設置され、新規会員の受付を行っています。
6月17日にはガソリンスタンドが先行オープンの予定です。
⑨木更津ゲートウェイ・ヴィレッジ
先に書いた木更津金田バスターミナルの西に隣接する商業施設で、2023年から順次開業の予定とのことです。
観光客向け地域物産店のほか、地元住民向け商業施設など3棟と、医療・福祉施設2棟が計画、リハビリ施設や共働き家庭向け保育施設などが想定されています。
次いで、金田地域の外の商業施設を紹介します。
距離が離れるのでマイカーが必須となるでしょう。
⑩ゆりまち袖ケ浦駅前モール
2019年に開業の商業施設です。
食料品スーパーのせんどうを核として、スポーツジムや学習塾、英会話塾、レストラン、医療施設などが入っています。
現在は温浴施設を建設中です。
⑪イオンモール木更津
言わずとしれた大型商業施設で、イオンモールの中でも2番目の敷地面積を誇ります。
金田地区からは車で20分ほどです。
USシネマが入っているほかに、BBQ施設やフットサル場、ゴーカート場なんてものもあります。
そのほかにも車で20分程度の距離に、業務スーパーやインテリアショップのニトリもあったりと買い物は不自由しない環境でしょう。
4.のどかな環境
もともとの金田地域は田畑の広がる田園風景が広がっていたとのことです。
そのため、分譲エリアを外れれば一面に広がる田んぼを見ることができます。
地域内も新しく整備されたエリアであれば、道路幅は6m以上を基本としており、小規模ながら公園も多数設けられています。
このように綺麗に整備された街並みと田んぼの広がる田園風景が隣り合っており、これに近隣の漁港の雰囲気も加わって、のどかな環境と言えるでしょう。
ちなみに坂上忍が愛犬と過ごすために選んだのは金田のお隣のエリアであり、このエリアが仕事とのどかな暮らしが両立できるエリアということがわかるでしょう。
周囲には駐車場を併設した大型の公園も複数ありますし、春から夏にかけては金田地域では潮干狩りも楽しめたりと、休日などの空いた時間の過ごし方の選択肢も豊富と言えます。
5.地価の安さ
郊外であることを強調して書いてしまいましたが、東京へ40分で通えるエリアとなっています。
さらに、ここまで商業施設の充実しているエリアはかなり珍しいでしょう。
それにも関わらず、地価は非常に安く20.7 万円/坪 (6.3 万円/㎡)という値段です。
例えば東京駅から44分の武蔵小金井駅は145.9万円/坪(44.1万円/㎡)です。
もちろん東京駅を基準にしているために単純な比較はできません。
(それこそ新宿に通勤する場合は武蔵小金井駅に通勤面では軍配が上がります。)
しかし、それでもこの地価の差は驚異的でしょう。
6.まとめ
このように周囲にのどかな田園風景が広がっているにも関わらず、地域内は新しく整備された快適な環境であること、またショッピングも楽しめる環境であることは、東京の通勤圏ではここくらいだろうと考えています。
さらに主要ターミナル駅まで高速バスを使っていけるので、100%座れるというメリットは大きいという風に考えています。
とはいえ、都心からの移住となると環境がガラッと変わりますので、最初は賃貸で数年様子見をした後に住宅購入という流れがいいのかもしれないというのが、この地域に対する私の感想です。
まともなブログ記事の1つ目としてはこれくらいにしようと思いますが、適宜追記や修正を行おうと思っています。