渋滞地獄再来
10月24日17時半ごろのGoogle Mapです。
アウトレットでの買い物や、レジャー帰りの車による渋滞が、金田地域全域で発生しているのがわかります。
驚くべきは住民が暮らす生活道路にまで渋滞が及んでいる点です。
粗悪品を扱うアウトレットに来るような人々ですから、他人の生活のことはお構いなしなのでしょう。
ならば、渋滞解消に向けて、木更津市が都市計画を練ったり、アウトレットが呼びかけを行えばよいのでしょうが、いずれも渋滞解消にそこまで乗り気ではないようです。
自治体の活動について最近の工事がいい例になるかと思いますので、紹介したいと思います。
まず、工事のあった交差点を下図で示します。
この交差点は、かねてより渋滞を引き起こしてきたいわゆる「交通ボトルネック」であったのでした。
問題点は交通量の割りに交差点が小さく、右折レーンすらない状態でした。
これが工事により解消されるのかと思いきや、若干道路幅が広がっただけで、右折レーンができることもなく、ほとんど意味の無い工事で終わってしまっています。
今後、金田地域では、木更津ゲートウェイ・ヴィレッジという商業施設の計画のみならず、コストコジャパンの本社移転が計画されています。
これから開発が本格化する金田西地域も考慮すると、車の絶対量は減ることはないでしょう。
都市計画を進める一方で、どの団体も渋滞解消に乗り気でない現状を鑑みると、金田地域はますます住む場所ではなくなってきているように感じます。